住まいのスペース配分を考える

住まいのスペース配分を考える

大都市での住まいの悩みは駐輪場

東京を始め、大都市と呼ばれる地域に住まいを持つ人の悩みは、駐輪場がないことではないでしょうか。車を持つ人が駐車場で苦労するのはもっともですが、気軽に乗れる自転車は、その分規則や公的な規制がないため、ある意味野放し状態だからです。マンションなどにも駐輪場が設置してある所はありますが、使いにくく苦労している人は多いと思います。マンションなどでは、一世帯に決められたスタンドが割り当てられるのですが、一家に何台も自転車を持っている場合は足りないこともままあります。

また駐輪場の作りによっては、入り口が狭くて自転車を取り出しにくいこともあります。住まいはよくても、駐輪場はダメというケースもあり、都会の住まいは住みにくい一つの理由となっています。また賃貸マンションなどでは、前の住人が古い自転車を放置したまま去ってしまうケースもあり、使わない自転車が他の自転車を邪魔していることも少なくありません。本来は転居する時に不要な自転車は粗大ごみで出すべきなのですが、お金がかかるため放置して行くのです。私の住んでいるマンションでは、過去こうした古い自転車を管理費から賄って処分しました。さらに悪質になると、マンションとは何の関係もない人が、不要な自転車を駐輪場に放置してゆくケースもありました。自転車は安価で手軽な乗り物ですが、日本の現状ではヨーロッパの一部の国のように自転車を正式の通勤通学の手段にできるほど、環境的法的にも整備されていませんが、ゆくゆくはそうなってもらいたいものです。